【第2回】健康経営のメリット~札幌・小樽の経営者が知るべき5つの効果
前回のおさらい
前回は、健康経営とは何か、なぜ北海道の中小企業に必要なのかをお伝えしました。今回は、実際に取り組むことで得られる具体的なメリットをご紹介します。
メリット①採用活動が有利になる
小樽市や後志地方では、若い人材の確保が課題になっています。健康経営に取り組む企業は、求職者から「従業員を大切にする会社」として評価され、採用活動で有利に働きます。
特に、「健康経営優良法人」に認定されると、求人票や企業サイトでロゴマークを使用でき、他社との差別化が図れます。札幌市内の企業では、認定後に応募数が増えたという事例も聞かれます。
メリット②生産性の向上と医療費の削減
従業員が健康であれば、欠勤や休職が減り、仕事のパフォーマンスも上がります。これは「プレゼンティーイズム」(出勤しているが体調不良で生産性が低い状態)の改善にもつながります。
また、健康診断の結果を活用して生活習慣病を予防することで、将来的な医療費の削減も期待できます。小規模な企業ほど、一人あたりの医療費が経営に与える影響は大きいものです。
メリット③離職率の低下と定着率の向上
後志地方の製造業や小樽の観光業など、人材の定着が課題の業種は多くあります。健康経営を通じて「この会社は自分のことを大切にしてくれる」と従業員が感じることで、離職率が下がります。
長年勤めてくれるベテラン従業員は、企業の財産そのものです。その方々に健康で長く働いてもらうための投資として、健康経営は非常に効果的です。
メリット④企業イメージの向上
札幌市内では、取引先や金融機関が健康経営に注目するケースが増えています。健康経営優良法人の認定を受けることで、社会的な信頼が高まり、企業価値の向上につながります。
また、地域のメディアに取り上げられる機会も増え、広告費をかけずに企業のPRができる効果もあります。
メリット⑤助成金や金融面での優遇措置
健康経営に取り組む企業には、国や自治体からの助成金が活用できる場合があります。また、北海道内の一部の金融機関では、健康経営優良法人に対して融資金利の優遇措置を設けているところもあります。
これらの支援制度を活用することで、無理なく健康経営を進めることが可能です。
小樽・後志・札幌の中小企業だからこそ
規模が小さい企業ほど、一人ひとりの従業員が担う役割は大きくなります。だからこそ、健康経営の効果も実感しやすいのです。
「うちのような小さな会社には関係ない」と思わず、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。
次回予告
次回は、中小企業や零細企業が健康経営をどう始めればよいのか、具体的なステップをお伝えします。予算や人手が限られている小樽・後志・札幌の経営者でも取り組める方法をご紹介しますので、お楽しみに。

