【第3回】中小企業の健康経営の始め方~小樽・後志・札幌で無理なく取り組む5つのステップ
前回のおさらい
前回は、健康経営に取り組むことで得られる5つのメリットをご紹介しました。今回は、実際にどのように始めればよいのか、具体的な手順を解説します。
ステップ①経営者自身が「健康宣言」をする
まず、経営者が「従業員の健康を大切にする」という姿勢を明確に示すことが重要です。朝礼や社内報、ホームページなどで、健康経営に取り組むことを宣言しましょう。
小樽市内のある製造業では、社長が自ら禁煙を宣言し、従業員と一緒に健康づくりに取り組んだことで、社内の雰囲気が大きく変わりました。経営者の本気度が伝わることが、第一歩です。
ステップ②現状を把握する
次に、従業員の健康状態を把握します。具体的には以下のような方法があります。
- 定期健康診断の結果を確認する
- 従業員にアンケートを実施する(健康面での悩みや要望)
- 労働時間や休暇取得状況を分析する
札幌市内の小売業では、健康診断の結果を集計したところ、高血圧や脂質異常症の従業員が多いことが判明し、生活習慣改善のサポートを始めたという事例があります。
ステップ③優先順位をつけて対策を決める
すべてを一度に改善しようとすると、負担が大きくなります。現状把握で見えてきた課題の中から、優先順位をつけて取り組みましょう。
後志地方の建設業では、腰痛を訴える従業員が多かったため、まずストレッチの時間を設けることから始めました。小さな一歩でも、継続することで大きな成果につながります。
ステップ④無理なくできる施策から実行する
予算や人手が限られている小樽・後志・札幌の中小企業でも取り組める施策例をご紹介します。
費用をかけずにできる施策
- 始業前のラジオ体操やストレッチ
- 階段利用の推奨(エレベーターを使わない)
- 禁煙・分煙の徹底
- 有給休暇の取得推奨
- 残業時間の削減
少額の投資でできる施策
- ウォーターサーバーの設置
- 健康に関する情報提供(掲示板やメール)
- 健康器具の設置(血圧計など)
- 健康セミナーの開催
ステップ⑤継続と改善を繰り返す
健康経営は一度やって終わりではなく、継続することが大切です。定期的に効果を確認し、改善を重ねていきましょう。
札幌市の企業では、四半期ごとに従業員アンケートを実施し、施策の効果を測定しながら、PDCAサイクルを回しています。
社労士のサポートを活用しましょう
「どこから手をつければいいか分からない」という場合は、ぜひ社労士にご相談ください。小樽・後志・札幌の地域事情を踏まえながら、御社に合った健康経営の進め方をご提案いたします。
次回予告
次回は、健康診断の結果をどう活用するか、予防対策の具体的な方法をお伝えします。

