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ウェルビーイング経営~「働きやすさ」だけではない時代へ
北海道の中小零細企業や個人事業主の皆さまの中には、「人手不足が深刻」「採用しても定着しない」「従業員のモチベーションが続かない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
最近、経営や人事の分野で注目されている言葉の一つに「ウェルビーイング(Well-being)」があります。
これは単に「健康」という意味だけではなく、心身ともに良好で、安心感や幸福感を持ちながら働き、生きていける状態を指します。
つまり、「給与や休日などの条件が良い」だけではなく、
・職場の人間関係が良い
・自分の仕事に意味を感じられる
・安心して相談できる
・頑張りを認めてもらえる
・無理なく働き続けられる
といったことも含めて、「この会社で働けて良かった」と感じられる状態を目指す考え方です。
特に北海道の中小零細企業では、大企業のように高い給与や充実した福利厚生で勝負することが難しい場合もあります。
しかし、その一方で、経営者との距離が近く、柔軟な対応ができるという強みがあります。
例えば、
「最近疲れていない?」と声をかける
家庭事情に配慮する
感謝を言葉にする
小さな頑張りを認める
こうした日々の積み重ねが、実はウェルビーイング経営の第一歩です。
私自身、長年、大学法人で人事・労務に携わる中で、職場環境や人間関係によって、人のパフォーマンスやメンタル状態が大きく変わる場面を数多く見てきました。
逆に言えば、安心して働ける環境があることで、人は本来の力を発揮しやすくなるのです。
「うちは小さい会社だから難しい」ではなく、「小さい会社だからこそできるウェルビーイング経営」があります。
次回は、「なぜ今、ウェルビーイング経営が必要なのか」について、北海道の中小企業を取り巻く環境も踏まえながら考えてみたいと思います。

