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~「うちは大丈夫」が一番危ない理由~
「従業員は数人しかいないから、労務トラブルなんて起こらない。」
北海道の中小企業や個人事業主の経営者の方から、このようなお話を伺うことがあります。しかし、実際には従業員数が少ない会社ほど、一人ひとりの影響が大きく、トラブルが経営そのものを揺るがすことも少なくありません。
例えば、「残業代の認識が違っていた」「有給休暇を取りづらい雰囲気だった」「退職時に会社ともめてしまった」といった事例は、決して珍しいものではありません。
特に北海道では、人材不足が深刻な地域も多く、一人辞めるだけでも業務への影響は大きくなります。さらに、SNSや口コミサイトの普及により、会社の評判が採用活動へ影響する時代になっています。
労務トラブルは、法律の知識不足だけが原因ではありません。「言わなくても伝わるだろう」「昔からこうしてきたから」という思い込みが原因になることも多いのです。
だからこそ重要なのは、「トラブルが起きてから対応する」のではなく、「起きない会社づくり」を進めることです。
会社のルールを整理し、従業員とのコミュニケーションを大切にし、小さな疑問をそのままにしない。この積み重ねが、安心して働ける職場づくりにつながります。
次回は、多くの会社で見落とされがちな「就業規則」の役割についてご紹介します。

