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「退職理由」の本当の原因を知る
「最近は人が辞めやすい時代だから仕方がない。」
北海道の中小企業の経営者から、このような言葉を耳にすることがあります。もちろん、人手不足や転職市場の活性化など、企業だけではどうにもできない要因もあります。
しかし、退職理由をよく見てみると、「給料が低いから」だけではありません。
厚生労働省の各種調査でも、人間関係や職場環境、仕事へのやりがい、評価への不満などが離職理由として多く挙げられています。
特に従業員数の少ない会社では、一人ひとりの影響が大きく、一人辞めるだけでも会社へのダメージは決して小さくありません。
だからこそ、大企業のような福利厚生を整えられなくても、「辞めにくい会社」は作ることができます。
まず大切なのは、「辞める理由」を想像ではなく事実で把握することです。
例えば、
- 面談をしているか
- 入社後のフォローをしているか
- 普段から困りごとを話せる雰囲気があるか
こうしたことだけでも、職場の状況は大きく変わります。
退職はある日突然起きるように見えて、多くの場合は小さな不満や不安の積み重ねです。
「最近元気がないな」
「以前より会話が減ったな」
そんな小さなサインを見逃さないことも、経営者の大切な役割です。
これから5回にわたり、中小・零細企業だからこそ実践できる「辞めない職場づくり」のポイントをご紹介します。
会社の規模に関係なく取り組める内容ばかりですので、ぜひ自社に置き換えながら読んでいただければ幸いです。

