労務の負担が100%→約30%へ|株式会社The POW BAR様の顧問事例

指示待ちゼロの職場づくり~自立型人材・組織育成士の視点から(その1)

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【第1回】「指示待ち社員」が増える本当の原因と職場環境の関係

「最近の若い子は、言われたことしかやらなくて……」

経営者や管理職の方から、こんなお悩みをよく耳にします。

でも、ちょっと待ってください。本当に「最近の若者の問題」なのでしょうか?

私が感じた、組織の変化

私は北海道大学をはじめとする国立大学法人で、約27年間にわたり人事労務の仕事に携わってきました。採用・研修の企画から、ハラスメント対応・懲戒案件の処理まで、さまざまな「組織の現場」を見てきました。

その経験の中で、ずっと気になっていたことがあります。

それは、「優秀なのに、なぜか動こうとしない人」が一定数いるという事実です。

能力がないわけではない。やる気がないわけでもない。でも、自分から動かない。上からの指示を待ち続ける。

最初は「本人の問題」だと思っていました。でも、長年の現場経験と、その後の学びを通じて、私の見方は大きく変わりました。

「指示待ち」は、職場が作り出している

結論から言います。

指示待ち社員は、職場環境が育てている ことがほとんどです。

たとえば、こんな職場はありませんか?

  • 自分で考えて動いたら「余計なことをするな」と叱られた
  • 失敗すると徹底的に責められる空気がある
  • 「どうせ言っても変わらない」という諦めが蔓延している
  • 頑張っても頑張らなくても、評価が変わらない

こういった環境に長くいると、人は自然と「動かないほうが安全」という学習をします。心理学では「学習性無力感」と呼ばれる状態です。

これは若者だけの話ではありません。どの世代にも起こりうる、組織の構造的な問題です。

「自立型人材」は、育てるものではなく”解放”するもの

私が昨年修了した「自立型人材・組織育成士養成講座」で、最も印象に残った言葉があります。

「人はもともと、自ら考え動く力を持っている」

自立型人材とは、特別な才能を持つ人のことではありません。本来誰もが持っている「自分で考えて動く力」が、のびのびと発揮できる状態にある人のことです。

つまり、組織に必要なのは「人を変えること」ではなく、「人が動きやすい環境を整えること」なのです。

このシリーズでお伝えしたいこと

この5回シリーズでは、自立型人材・組織育成士の視点と、社会保険労務士としての法的知識を組み合わせながら、「人が自然と動き出す職場づくり」 について、実践的にお伝えしていきます。

次回は「自立型人材とは何か〜会社と個人に生まれる3つの変化」をテーマにお届けします。

「うちの職場、大丈夫かな?」と感じた方は、ぜひご相談ください。 法律面(ハード)と「心」(ソフト)の両面から、一緒に考えます。

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