社会保険労務士は、士業の中で比較をすると新しい士業に入ります。そのため、仕事を依頼したらどのようなメリットがあるかわかりづらい、行っている仕事が見えづらいという声があるのも事実です。
そこで、つるき社労士・行政書士事務所では、顧問契約を結んでいる経営者様に許可をいただき、外部ライターによる事例インタビューをさせていただきました。
つるき社労士・行政書士事務所を選んでいただいた経営者様の生の声をまとめたので、労務管理業務依頼をご検討されている方の参考になれば幸いです。
第3回目は、北海道小樽市の目抜き通りである堺町本通りで飲食店を手がけている武田直樹様にインタビューさせていただきました。
小樽の堺町本通りは、小樽を代表する観光ストリートです。ガラスで有名な北一硝子や小樽オルゴール堂があったり、飲食店のルタオ本店などがあり、小樽を訪れる観光客が必ずと言っていいほど訪れます。
そこで牡蠣と帆立を看板メニューした飲食店を開業したところ、わずか2日でお客様が殺到。
「夫婦2人では無理」と気づき、スタッフの雇用を考えられますが、労務管理の大変さと専門性の高さを痛感されます。そこでインターネットで社労士事務所を探して、つるき社労士・行政書士事務所との顧問契約に至ったそうです。
今では従業員20名を超える飲食店を手掛ける武田様に、つるき社労士・行政書士事務所へ依頼した経緯とご感想をお聞きしました。
小樽茶屋里様が社労士に依頼を考えるまで
━━ まず、お名前と会社について教えてください
小樽茶屋里の武田と申します。私たちは小樽市の堺町本通りで、飲食店を経営しています。牡蠣と帆立をメインに、海鮮が食べられるお店です。
2024年夏に開業し、現在は20名を超えるスタッフが在籍しています。
━━ 社労士に相談する前は、どんなことが一番困っていましたか?
開業前は従業員を雇用する予定がなかったので、急きょ雇用の問題が出てきたことに悩んでいました。
もともとこのお店は、私と妻の2人でやる予定だったんですよ。たまに友達に手伝ってもらうくらいの規模を想定して開業しました。まわりは観光地価格のお店が多い中で、うちは地元の方向けに手頃な価格設定でスタートしたんです。
ところが、開業から2日ほど経って、私たちの予想以上にお客様に来ていただき、「2人では無理だね」という話になりました。
最初は友人が自発的に来て手伝ってもらっていたのですが、これも限界があるという話になりました。
なので、求人サイトで普通に採用するようになってから、「ちゃんとした雇用手続きや制度を整えなければ」と気づいたんです。
つるき社労士・行政書士事務所を探し、問い合わせた理由
━━ そこで社労士を探そうという流れになったのですね。社労士という存在は、もともとご存じでしたか?
社労士という職業があるのは知っていたのですが、すぐに依頼するところまで思いつきませんでした。
契約している税理士事務所に、「たしか雇用や社会保険の手続きは税理士に頼めず、社労士に頼むのですよね?」と確認したところ、「そうです」と回答をいただいたので、そこから社労士を探し始めました。
━━ つるき社労士・行政書士事務所は、どのように見つけたのでしょうか?
検索です。たしか「小樽 社労士」というキーワードで調べました。
━━ 他の社労士事務所も検索に出てきたと思うのですが、つるき社労士・行政書士事務所を選んだ理由はどこにありましたか?
いろいろ見たんですが、鶴木先生のホームページがなんとなく個人的に好きでした。
顔写真がトップページに載っており、第一印象が爽やかな方だったので、「この人に頼もう!」と直感で選び、すぐに電話をしました。
━━ 実際に社労士の鶴木に会ってみて、第一印象はいかがでしたか?
電話でお話しした時点で、誠実で丁寧な方だなという印象でした。
その後に実際に会ったんですが、押しつけがましいところが全くなくて、こちらの話をちゃんと聞いてくれる方だなと。そのまま「この人に任せよう」と顧問契約を依頼しました。
社会保険労務士と顧問契約して、経営者も従業員も安心する環境を実現
━━ 社労士との顧問契約後に、店舗経営で「助かった」と感じたのはどんな点ですか?
全部ですね。雇用まわりのこと全般で助かりました。
鶴木社労士に依頼してから、雇用関係の手続きを一手に引き受けてもらえて、雇用契約書や雇用条件通知書も全部作ってもらいました。
これから予定している法人化に向けてのアドバイスをもらったり、そういった部分で大変お世話になっています。
正直に言うと、鶴木社労士に依頼する前の私は、「わからないことがわからなかった」という状態だったんです。
雇用関係で知っておくべきことを知らないまま経営していて、鶴木先生に言われて初めて「こういうことをやらなければいけないんだ」と気づく連続でした。
━━ では、社労士と顧問契約をしてから、労務系の業務負担はどれくらい減りましたか?
鶴木社労士に顧問を頼む前の私の負担が10だとしたら、今は1ぐらいまで減ったと思います。むしろ、10からゼロまで落ちたぐらい。それくらい楽になりました。
一人でやっていたら今頃バタバタだったんです。何度も何度もハローワークを始めとする行政機関の窓口へ、自分で書類を持って行ったりしていました。
しかし、私の準備不足があり、二度手間・三度手間になることが何回もあったんです。その度に時間を無駄にしていました。
鶴木先生に頼んでから、本当にそれがなくなって、よかったと思っています。
━━ 武田様、貴重なお話、ありがとうございます。では、同じように社労士に頼もうかと悩んでいる経営者に一言あればお願いします
これからスタッフを入れて事業を広げていきたい方には、絶対に社労士へ頼んだ方がいいと思います。
一人親方のような形であれば必要ないかもしれません。
ただ、雇用を考えるなら、社労士は必須です。スタッフとの何かトラブルがあった際も、最初からしっかりと書面を整えてもらうことで、大きなトラブルになる前に回避できます。
私の知っている会社の例で、従業員の起こしたトラブルに社長がカッと怒ってしまい、即時解雇した例がありました。その後に、「即時解雇の仕方が納得できない」と従業員側が怒り、裁判になったんです。
本来、解雇する理由を明記した契約書を事前に結んでいれば、トラブルを事前に防げたと思います。
私もその事例を教えてもらっていたので、自分の店舗経営では最初の時点で労務管理や雇用手続きをきっちりと固めて、社労士に頼もうという意識がありました。
社労士に最初から頼ると本当に将来起こる可能性のあるトラブルを避けられる可能性が高いので、同じ経営者として、お勧めしたいです。
小樽茶屋 里の牡蠣と帆立への追求とこだわり
━━ 最後に、小樽茶屋里様について教えてください。まずお店を開こうと思ったきっかけはどこにありましたか?
もともとは、私と妻の2人でのんびりできる規模の飲食店をやろうか、というのが最初のきっかけです。妻がそれまで介護関係の役員をしていて、私も別の飲食の仕事をしていて、お互いにずっと働き詰めでした。
今の場所(小樽堺町本通り)にお店を開いたのは、何年か前から知り合いのオーナーさんに「あなたにここを貸してあげるよ」とずっと言われていたことがきっかけです。
2人でやるならちょうどいい規模だなということで、じゃあここでやってみようかということになりました。
━━ 開業してみて、いかがでしたか?
予想以上にお客様に来ていただき、大変でした…。開業したのが8月で、小樽はちょうど夏が繁忙期なんです。
メニューもドリンクも全然揃っていない状態で、そんなに人が来るとも思っていなかったんですが、あれよあれよという間に大勢のお客様が来てくださって…。
これは夫婦でやるのは無理だと考えて、従業員を雇用する方向に舵を切り、札幌に住んでいた私たちも小樽市近隣へ引っ越してきました。
━━ お店は牡蠣と帆立がメインとのことですが、どんなこだわりがありますか?
うちの一番のメインは牡蠣ですね。実は、私はもともと牡蠣が嫌いだったんです。子供の頃から大嫌いで(笑)。
でも、お酒を飲めるようになってから食べてみると、牡蠣嫌いだった自分でも「美味しい」と感じる牡蠣があることを発見しました。
「牡蠣嫌いだった自分が好きになるほど美味しい北海道の牡蠣があるなら、お客様に出したら喜んで食べてもらえるのでは?」と思ったのが、牡蠣をメインにした理由です。
実際に出してみて、「本当に美味しい!」と言ってくれる人が多くて、それがリピーターさんにつながってるのかなと思いますね。
━━ 牡蠣の仕入れは北海道各地というお話ですが、どこから仕入れられていますか?
北海道内には時期によって旬な産地がいくつかあるので、「この季節になったら、ここの牡蠣を仕入れる」という形にしていますね。
元々、私が飲食関係で働いていたので、仕入れ先は北海道各地の場所を知っていました。
そこで、お店を開く前に妻と二人で、「生産者さんにご挨拶して仕入れたい」という考えて、厚岸やサロマ湖、函館方面を自動車で運転して現地へ出向きました。本当に北海道の端から端まで行きましたね(笑)
また、妻の実家が稚内でホタテの加工場を経営していますので、ホタテはそちらの力を借りています。極力、毎日新鮮で元気なものをお出しするのが一番のこだわりです。
━━ Googleマップの評価4.5(2026年5月現在)というのは非常に高いですよね。
気づいたらお客様が書いてくれているという感じです。逆に、良い評価をいただいていると、私たちも期待に応えなければというプレッシャーにもなっています。
━━ 最後に、「こんなふうに小樽や北海道にとって役立ちたい」という将来像を教えていただけますか?
「誠実で正直な商売をする」という姿勢で、これからも商売をして、お店を増やして行きたいと思っています。自分たちがおいしくないと思ったものは出さない、というポリシーです。
観光で来られる方は、一生に一回来るかどうかという場合もあります。私たちにとっては毎日同じことをしていても、その方にとってはその日が特別な日なんです。それを壊したくないし、「北海道に来てよかった、手頃な値段で美味しかった」と思ってもらうことが一番だと思っています。
また、別件ですが、ホテル業も一つ手がけようかという話があります。カプセルホテルなんですが、観光客向けの宿泊費が高すぎるという問題が気になっていてたんです。昔はこの3分の1の値段だったのに、今はこんなに高くなってしまいました。
なので、私たちの手で、「超豪華で格安なカプセルホテル」を作りたいと計画中です。
お金儲けよりも、来てよかったと思える場所になれるよう力添えができればと考えています。たくさんの人に来てもらって、北海道の本当に魅力的な場所に人が集まれば、それが一番いいのかなと思います。
━━ 武田様、ありがとうございました。
▼ 小樽の堺町本通りで海鮮系の飲食店を手掛ける小樽茶屋 里様の旅行サイトの記事はこちらです。

(取材・文:外部ライター 前原和裕)

