【第6回】健康経営の助成金と認定制度~小樽・札幌・後志の経営者が知っておくべき支援策
これまでの振り返り
5回にわたり、健康経営の基本から具体的な実践方法までお伝えしてきました。最終回の今回は、健康経営を進めるうえで活用できる助成金や認定制度をご紹介します。
健康経営優良法人認定制度とは
経済産業省が推進する「健康経営優良法人認定制度」は、優れた健康経営を実践している企業を認定する制度です。2025年には全国で約2万3千社が認定を受け、北海道内でも札幌市、小樽市、後志地方の多くの中小企業が認定されています。
認定を受けると、認定ロゴマークが使用でき、採用活動や企業PRに活用できます。また、金融機関からの融資金利優遇など、様々なインセンティブが受けられます。
活用できる主な助成金
①両立支援等助成金
従業員の健康管理と仕事の両立を支援する企業に対して支給される助成金です。札幌や小樽の企業でも、治療と仕事の両立支援に活用されています。
②働き方改革推進支援助成金
労働時間の削減や年次有給休暇の取得促進など、働き方改革に取り組む中小企業を支援する助成金です。後志地方の製造業でも活用事例があります。
③受動喫煙防止対策助成金
喫煙室の設置や換気設備の改善など、受動喫煙防止対策に取り組む中小企業を支援する助成金です。
北海道内の支援制度
札幌市や小樽市、後志地方の各自治体でも、独自の健康経営支援策を設けている場合があります。また、北海道信用保証協会では、健康経営優良法人に対して保証料の割引を行っています。
地域の商工会議所や商工会でも、健康経営に関する情報提供やセミナーを開催していますので、ぜひ問い合わせてみましょう。
認定取得までのステップ
健康経営優良法人の認定を受けるためには、以下のステップを踏みます。
- 健康宣言を行う
- 健康経営の取り組みを実施する
- 申請書類を作成・提出する(毎年8月〜10月頃)
- 審査を経て認定(翌年3月頃)
社労士は、認定取得に向けた支援や助成金の申請サポートも行っています。小樽・後志・札幌の経営者の方は、ぜひご相談ください。
健康経営は投資です
健康経営にかかる費用は、コストではなく投資です。従業員の健康を守ることで、生産性が向上し、離職率が下がり、企業の価値が高まります。
特に人材不足が深刻な北海道の中小企業にとって、健康経営は今後の競争力を左右する重要な経営戦略です。
一人で抱え込まないでください
「何から始めればいいか分からない」「助成金の申請が難しい」そんなお悩みがあれば、ぜひ社労士にご相談ください。
私は小樽市、後志地方、札幌市を中心に、多くの中小企業の健康経営をサポートしてきました。皆様の事業規模や業種に合わせた、現実的で無理のない健康経営の進め方をご提案いたします。
最後に
6回にわたり、健康経営についてお伝えしてきました。従業員の健康を守ることは、企業の未来を守ることです。
小樽・後志・札幌の中小企業が、健康経営を通じてより良い職場環境を作り、地域経済の発展に貢献していくことを願っています。

