労務の負担が100%→約30%へ|株式会社The POW BAR様の顧問事例

餅は餅屋、労務は社労士|介護事業を営む合同会社Grant様の顧問事例

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社会保険労務士は、士業の中で比較をすると新しい士業に入ります。そのため、仕事を依頼したらどのようなメリットがあるかわかりづらい、行っている仕事が見えづらいという声があるのも事実です。

そこで、つるき社労士・行政書士事務所では、顧問契約を結んでいる経営者さまに許可をいただき、外部ライターによる事例インタビューをさせていただきました。

つるき社労士・行政書士事務所を選んでいただいた経営者さまの生の声をまとめたので、労務管理業務依頼をご検討されている方の参考になれば幸いです。

第2回目は、北海道小樽市で地元密着の介護事業を手がけている合同会社Grantの小山祐二代表です。

介護事業は、利用者様へのサービスづくりも重要ですが、一緒に働いてくれる従業員であるスタッフへの労務面整備も欠かせません。

なぜなら、介護事業は多くの人の力が必要なサービスなので、開業時から雇用・職場環境整備での悩みにぶつかるからです。

開業当初は労務まわりをご自身で進めていた小山代表に、つるき社労士・行政書士事務所へ相談したきっかけと、その後のご感想をうかがいました。

目次

合同会社Grant様が社労士に依頼を考えるまで

━━ まず、お名前と会社について教えてください

合同会社Grantの小山祐二です。私たちは小樽市で、リハビリデイサービスと居宅介護支援事業所を運営しています。

2024年に開設し、現在は16名のスタッフが在籍しています。

介護事業は、立ち上げの段階から一定数の人員が必要になる仕事です。利用者様にきちんとサービスを届けるためには、現場を支えるスタッフの存在が欠かせません。そうした体制を整えながら、事業をスタートしました。

━━ 従業員の皆さんは、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

当社には、デイサービスや居宅介護支援事業所の運営に関わるスタッフが在籍しており、それぞれの立場で利用者様を支えています。

私たちとしては、一人ひとりが抱える課題に丁寧に寄り添いながら、その方の生活の質、いわゆるQOLを上げていけるような支援をしたいという思いで会社を立ち上げました。

単にサービスを提供するだけではなく、その方の生活全体を少しでも良くしていくことを大切にしています。

━━ 社労士に相談する前は、どんなことが一番困っていましたか?

一番困っていたのは、「全部自分でやったけど、これで合っているのか?」という不安が消えなかったことです。

介護事業は行政の許認可がないと、そもそも開業できません。許認可を得るためには、定められた運営基準や人員基準、設備基準など、いろいろな要件を満たす必要があります。運営基準の中で、就業規則の整備も必要だったので、私が起業した当初、自分で作っていました。

今はわりと便利な世の中なので、インターネットで調べれば、就業規則のひな形が出てきます。

ただ、見よう見まねで就業規則を作ることはできても、それで本当に十分なのかという不安がありました。抜けや漏れがあるのではないか?自分たちの会社に合った就業規則なのか?働いているスタッフの方も労務面で不安に思うこともあるので、そこが鶴木社労士に頼む前の不安でした。

つるき社労士・行政書士事務所を探した流れ

━━ そこで社労士を探そうという流れになったのですね。社労士という存在は、もともとご存じでしたか?

正直に言うと、起業する前はあまり詳しく知りませんでした。

私の前職は会社員です。会社に勤めていると、社労士が具体的にどういう場面で必要になるのかを強く意識する機会はあまりありません。

ですが、自分で経営者として事業を始めると、就業規則や労務管理など、専門的な知識が必要になる場面が多くて、そこで初めて社労士の必要性を実感しました。

━━ つるき社労士・行政書士事務所は、どのように見つけたのでしょうか?

きっかけは、妻がインターネットで探してくれたことでした。

2024年に私が起業して介護事業を始めたのですが、当初は会社勤めをしていた妻にも手伝ってもらいながら運営していました。その後、事業が少しずつ拡大してきた2025年5月のタイミングで、妻が勤めていた会社を辞め、私の立ち上げた会社に入職してもらうことになりました。

入職した妻が、「スタッフの方々に、より安心して働いてもらえる労働環境をきちんと整えたい」と言い、会社の体制を見直していく流れになったという経緯があります。

妻は、「小樽 社労士」と検索し、その中で1ページ目に出てきた「つるき社労士・行政書士事務所」を見つけたそうです。ホームページを見つけたことが、相談のきっかけになったと思います。

つるき社労士・行政書士事務所を選んだ理由

━━ ホームページをご覧になって、問い合わせしようと思った理由は何でしたか?

妻がホームページを見て読み込み、ここに問い合わせたいと言ったことがきっかけです。私たち夫婦のパワーバランスは私より妻が上なので(笑)、「妻が一生懸命探して見つけた先生は良いだろう」という判断をして、そのまま問い合わせたという流れです。

━━ 実際に社労士の鶴木に会ってみて、第一印象はいかがでしたか?

物腰が柔らかくて、とても話しやすい方だなという印象でした。

実際にお会いしてみて、不安になるようなことはまったくなくて、むしろ「この方なら相談しやすそうだな」と感じました。来ていただいた時から、お願いしようという気持ちは固まっていたと思います。

━━ 顧問契約をしてから、どんな点で助かったと感じていますか?

一番大きいのは、やはり安心感です。

自分で就業規則を作っていた時は、どうしても「これで本当にいいのかな」という不安がありました。おそらく、自分で作った就業規則や書類には穴もあったと思います。

その点、専門家である社労士にお願いすると、内容を整えてもらえるのはもちろんですが、「これで大丈夫だ」と思える安心感がまったく違いました。

代表である私がスタッフの方々に労務面を伝える時も、不安なく伝えられるのも大きいです。以前は自分で調べていたので、「間違っていたらどうしよう」という不安がありました。現在は、社労士の先生に確認を取っているから、自信を持って伝えられるようになりました

社会保険労務士と顧問契約して、経営者も従業員も安心する環境を実現

━━ では、社労士と顧問契約をしてから、労務系の業務負担はどれくらい減りましたか?

かなり減ったと感じています。やはり「餅は餅屋」ですね

何かあればすぐ鶴木社労士に相談できるので、精神的な負担もかなり軽くなったと思います。

就業規則や規定類を自分で直す必要がなくなりましたし、労務面のことを調べる時間も減りました。

それに、これは経営者側だけの話ではなくて、労務体制が整うことで、スタッフの方も安心して働ける環境につながりました。経営者側の私たち夫婦もそうですが、スタッフの方も安心できる環境を整えられたのがよかったです。

━━ 貴重なお話、ありがとうございます。では、同じように社労士に頼もうかと悩んでいる経営者に一言あればお願いします

できるだけ早い段階で社労士の先生に相談したほうがいいと思います。

私のように最初に自分で就業規則を作ると、どうしても修正が必要になって、後から直すことになります。自分でやるより、最初から社労士の先生にお願いしたほうが、結果的に手間も少なくて済みますし、介護事業だと許認可に必要な運営基準もすんなり通るのではないでしょうか。

労務管理を社労士の先生に任せると、経営者の負担が減るだけではなく、スタッフの安心にもつながります。だから、早めに社労士の先生に相談する価値は大きいと思います。

小樽地域に根ざして活動される合同会社Grantの介護サービス

リハビリデイサービス「りはなび」で行われたおたる潮太鼓保存会の演奏

━━ 最後に合同会社Grantの介護・医療サービスについて、教えてください。まず起業のきっかけはどこにありましたか?

起業のきっかけは、「介護や医療をサービス業という視点で行えばもっと良くなるのに」と思ったことがきっかけです。

私は、介護と医療の現場を経験してきたのですが、ケアマネージャーさんや利用者さんと接触機会が多かったんですね。

皆さんのお話を聞いているうちに、医療や介護の現場ではサービスの質にばらつきがあったり、画一的なやり方が課題だと感じました。

━━ 興味深い視点ですね。もう少し具体的に教えていただいてもいいでしょうか?

私はこれまで、介護と医療の現場で多くの利用者さんやケアマネージャーさんからお話を伺ってきました。

その中で感じたのは、デイサービスが「食事や入浴、レクリエーションといったメニューをただこなして、時間になったらお返しする」という画一的な流れ作業になっているケースが多いことです。

例えば、自宅で孤立されている高齢者の方が、せっかくデイサービスに来ても誰ともしゃべらずに帰ってしまう。そんな光景を目にするたびに、「本当に来てもらってよかった」と感じていただけるサービスがなかなか見当たらず、もどかしく感じていました。

そこで、理学療法士という自分の立場からリハビリに特化したサービスを提供できれば、利用者さんやご家族のニーズにもっとお応えできるのではないか?と思ったのがきっかけです。

━━ そこで、起業をしようと決意されたのですね。

小樽市内でも、理学療法士の視点を持ったデイサービスは決して多くありません。私たちは、利用者さんお一人おひとりの身体機能をしっかり分析して、その方だけに合わせた運動負荷量や回数を設定しています。

「なんとなく動かす」のではなく、理学療法士だからこそできる根拠に基づいたプログラムを通じて、孤独や不安を自信に変えていく。

すべての方に「ここに来て本当によかった」と思っていただける場所を目指しています。

━━ 現在はどのようなサービスを提供されていますか?

私たちは、利用者さんに「また来たい」と思っていただけるサービスを大切にしています。

同じようにデイサービスを利用するのであれば、ただ通うだけではなく、楽しいと感じられる時間や、前向きな気持ちになれる支援を届けたいと思っています。

また、デイサービスでもリハビリに特化したデイサービスを意識しています。

小樽市内でもリハビリ特化型のデイサービスは増えてきていますが、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった専門のセラピストが常駐している施設はまだ限られているのが現状です。そこに、私たちのサービスの特長があります。

利用者さんに来ていただいて、私が一人ひとりの状態をしっかりアセスメントしたうえで、その方だけの個別プログラムを作成しています。身体機能に合わせて最適な運動負荷や回数を見極めながら、個別のリハビリを提供できればと思っています。

料金が同じであっても、受け取る体験の質は違うと思います。だからこそ、「また利用したい」と思っていただけるようなサービス提供を目指しています。

━━ 素敵ですね。最後に、地域にとってどのような会社でありたいとお考えですか?

そうですね。小樽市は人口の4割が高齢者になるほど高齢化が進んでいます。多くの方ができるだけ自宅で暮らし続けたいと考えていると思うので、自宅で健康に生活できるサポートを提供したいです。

私たちの事業所だけでなく、そのような介護事業を営む施設が増えていけば、小樽の地域全体が活性化するのではないでしょうか。そんな存在になれたらと思っています。

━━ 小山祐二代表、ありがとうございました。

▼ 小樽の介護・リハビリデイサービスを手掛ける合同会社Grantのホームページはこちらです。

取材・文:外部ライター 前原和裕)

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この記事を書いた人

士業専門のホームページ制作を行う親和ホームページのライター・取材担当です。社会保険労務士事務所の顧問先へのインタビューをもとに、先生の思いや支援の実際が伝わる事例記事の制作を行っています。この記事では、取材・構成・執筆を担当しました。

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