なぜ社労士と行政書士を両立するのか？私が選んだ「二刀流」の理由（前編）
こんにちは、北海道小樽市で「つるき社労士・行政書士事務所」を運営しております、鶴木貞男です。
私は2024年4月、特定社会保険労務士として独立開業し、その後、行政書士としても活動を開始しました。
「社労士と行政書士、どうして両方を？」
こう質問されることがよくあります。
その理由は一言で言うと、「お客様のためにもっとできることを増やしたい」からです。
社労士としての強み：人事労務とトラブル対応
まず、私は社労士として、人事労務や労働法に基づく相談対応を専門としています。
国家公務員として北海道大学で長年にわたり労務管理やハラスメント対応を担当し、その後も大学病院や小樽商科大学で、教職員の労務管理に携わりました。
こうした経験から、労働基準法や労働安全衛生法といった法律を「現場」でどう適用し、どのようにトラブルを防ぐかを熟知しています。
たとえば…
- パワハラ・セクハラ問題への対応方法
- メンタル不調の社員に対する支援と対応のコツ
- 雇用契約書や就業規則の作成・見直し
大学という独特の組織環境での労務管理経験も、他の社労士にはない強みです。
教員や医療従事者、事務職員など、多様な職種に対応した実績があるため、現在は中小企業からの労務相談にも柔軟に対応できています。
行政書士としての強み：創業支援と会社設立サポート
社労士として企業の労務相談に応じる中で、もう一つの大きな課題に気づきました。
それは「創業時の悩み」です。
独立開業を目指す方や新たに事業を立ち上げたい方は、以下のような悩みを抱えることが多いです。
- 会社設立の手続きが分からない
- 事業を始めたいが、必要な許認可が分からない
- 事業計画書や補助金申請の準備に不安がある
私自身も独立開業の際、さまざまな手続きに苦労し、その経験から「創業時の不安」を痛感しました。
そこで、行政書士として会社設立や各種許認可の手続き支援も行うことで、企業がスムーズに事業を開始できるようサポートできるようにしたのです。
次回予告：二刀流だからこそ提供できる付加価値とは？
社労士と行政書士、この二つを両立することで、私はお客様に「より安心できるサポート」を提供できるようになりました。
次回は、この「二刀流」でどのようなメリットをお客様に提供できるのか、実例を交えながらお話ししたいと思います。
つづきは【後編】で！
